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>6月生まれの作家 |
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6/1生まれの作家
- 佐多稲子…長崎市に生まれる、小学校修了前に一家で上京、稲子は神田のキャラメル工場に勤務する。このときの経験がのちに『キャラメル工場から』という作品にまとめられ、彼女の出世作となる。
- 加藤多一…1934年北海道生まれ。現在、小樽詩話会会員。市立名寄大学非常勤講師。「有島武郎青少年文学賞」選考委員。児童文学の代表作に『馬を洗って…』『ホシコ・星をもつ馬』『草原-ぼくと子っこ牛の大地』日本児童文学者協会賞、『遠くへいく川』第22回赤い鳥文学賞。
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6/2生まれの作家
- 小田実…1932年大阪生まれ。東京大学文学部卒。東京大学大学院西洋古典学科在学中にフルブライト奨学金でハーバード大学へ留学。日本の各大学、ベルリン自由大学、ニューヨーク州立大学、メルボルン大学など世界各地の大学で教壇に立つ。ロータス賞、川端康成文学賞受賞。
- 今野緒雪…『夢の宮〜竜の見た夢〜』が1993年第21回コバルト・ノベル大賞と、1993年上期コバルト読者大賞を同時受賞しデビュー。
- 清水博子…1968年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒。97年「街の座標」で第21回すばる文学賞、2001年「処方箋」で第23回野間文芸新人賞受賞。ほかの著書に「ドゥードゥル」「ぐすべり」等。
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6/3生まれの作家
- 七尾与史…山村正夫記念小説講座で創作を学び、宝島社主催の第8回『このミステリーがすごい!』大賞に応募した『死亡フラグが立ちました!』が最終選考に残り、2010年7月に41歳で隠し玉(編集部推薦)として同作で作家デビューした。
- 蜂飼耳…1974年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩人・作家。芸術選奨文部科学大臣新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。詩集に「いまにもうるおっていく陣地」中原中也賞受賞など。
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6/4生まれの作家
- 児島なおみ…神奈川県生まれ。米国テネシー州Rhodes College卒。デビュー作「どろぼう夫婦」がアメリカで出版され、「空とぶおばあさん」がAmerican Institute of Graphic Arts 1981年度の最優秀図書絵本部門に選ばれる。東京都在住。
- 中原昌也…1970年生まれ。作家、音楽家、映画評論家、イラストレーター。2001年「あらゆる場所に花束が……」で三島由紀夫賞、06年「名もなき孤児たちの墓」で野間文芸新人賞、08年「中原昌也作業日誌2004→2007」でbunkamuraドゥ・マゴ文学賞を受賞。
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6/5生まれの作家
- 古川薫…1925年,山口県下関市生まれ。山口大学教育学部卒業。教員を経て、山口新聞に入社。編集局長を務め、文筆活動に入る。1990年に『漂泊者のアリア』で第104回直木賞受賞。著書に『幕末・維新の群像吉田松陰』『吉田松陰留魂録』『松下村塾と吉田松陰』『高杉晋作』『山口県謎解き散歩』『十三人の修羅』『暗殺の森』『正午位置』『幻のザビーネ』ほか多数。
- 津村節子…1928年福井県生まれ。学習院女子短期大学文学科卒。53年吉村昭と結婚。在学中より小説を発表し、64年「さい果て」で新潮社同人雑誌賞、65年「玩具」で第53回芥川賞受賞。90年「流星雨」で女流文学賞、98年「智恵子飛ぶ」で芸術選奨文部大臣賞など。
- 大塚篤子…名古屋市生まれ。昭和女子大学卒。「海辺の家の秘密」で第23回日本児童文学者協会新人賞、第19回日本児童文芸家協会新人賞、「おじいちゃんが、わすれても…」で第35回日本児童文芸家協会賞受賞。他の作品に「いるるは走る」など。
- 檀ふみ…女優。「日本の面影」など国内のドラマ、映画に数多く出演する一方で、英BBCや米KCETとの共同制作ドラマやオーストラリアでの舞台などにも参加。第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。司会や朗読にも定評がある。著書に「父の縁側、私の書斎」他。
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6/6生まれの作家
- 新田次郎…1912年長野県生まれ。無線電信講習所卒。56年「強力伝」にて第34回直木賞受賞。66年永年勤続した気象庁を退職。74年「武田信玄」などの作品により第8回吉川英治文学賞受賞。80年没。
- 山田太一…1934年東京生まれ。早稲田大学卒業後、松竹大船撮影所入社。演出部で木下恵介監督の助監督に。65年独立。以後約半世記にわたって、「岸辺のアルバム」「キルトの家」など多くの名作テレビドラマを手がける。脚本家。88年『異人たちとの夏』で山本周五郎賞受賞。
- 那須正幹…1942年広島生まれ。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活にはいる。72年「首なし地ぞうの宝」でデビュー。「ズッコケ三人組」シリーズで巖谷小波文芸賞を受賞。路傍の石文学賞、日本児童文学者協会賞。作品「ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー」野間児童文芸賞など。
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6/7生まれの作家
- 大下英治…1944年広島県生まれ。広島大学文学部卒。70年「週刊文春」の記者となる。記者時代「小説電通」を発表し作家としてデビュー。83年フリーとなり、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動を続けている。著書は360冊以上にのぼる。
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6/8生まれの作家
- なだいなだ…1929年東京生まれ。53年慶応大学医学部卒業後、パリ大学に留学、さらにWHOの留学生としてヨーロッパに学ぶ。以後、作家・精神科医として、多面的な活躍をしている。
- やなぎやけいこ…東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部を経てアルゼンチンのサルバドール大学に留学。主な著作に「はるかなる黄金帝国」「ボートハウスのおきゃくさま」「ふしぎ時間はいかが?」、訳書に「たいようのこどもワイラ」などがある。
- 山田悠介…1981年東京都生まれ。2001年のデビュー作「リアル鬼ごっこ」が大ベストセラーになると、「スイッチを押すとき」「その時までサヨナラ」などのヒット作を次々に発表。近著に「名のないシシャ」「奥の奥の森の奥に、いる。」「種のキモチ」など。
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6/9生まれの作家
- 柳田邦男…1936年栃木県生まれ。NHK記者を経て作家活動に入る。72年「マッハの恐怖」で第3回大宅壮一ノンフィクション賞、79年「ガン回廊の朝」で第1回講談社ノンフィクション賞、95年「犠牲わが息子・脳死の11日」等で菊池寛賞、「脳治療革命の朝」で文藝春秋読者賞受賞。
- かしわ哲…1950年東京生まれ。桐朋学園大学短期大学部演劇科卒。シンガーソングライターとして「きみのなまえ」「すずめがサンバ」など数々の童謡を作詞作曲。ロックバンド「サルサ・ガムテープ」を結成。「あったかさん」で報知ドキュメント大賞受賞。
- 柏葉幸子…岩手県出身。東北薬科大学卒。薬剤師。「鬼ケ島通信」同人。「霧のむこうのふしぎな町」で講談社児童文学新人賞、日本児童文学者協会新人賞、「ミラクル・ファミリー」と「牡丹さんの不思議な毎日」で産経児童出版文化賞、「つづきの図書館」で小学館児童出版文化賞を受賞。
- 有川浩…1972年高知県生まれ。「塩の街」で電撃小説大賞大賞を受賞し、2004年デビュー。また、俳優の阿部丈二と演劇ユニット「スカイロケット」を結成、演劇の世界へも挑戦の幅を広げている。著書「空の中」など。
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6/10生まれの作家
- ジェームス三木…満州奉天市(現・中国遼寧省瀋陽市)から小学生の時に大阪府茨木市に引き揚げる。俳優座養成所に入所。その後、月給6800円でテイチクの専属歌手となる。1968年、処女作『アダムの星』で第18回新人映画シナリオコンクールに準入選を果たす。この作品が映画監督・野村芳太郎の目にとまり。34歳のときに映画『夕月』で脚本家としてデビュー。
書名 |
出版社 |
出版年 |
八代将軍吉宗 (上・中・下) |
日本放送出版協会 |
1994 |
葵 (上・下) |
日本放送出版協会 |
1999 |
- 長薗安浩…1960年長崎県生まれ。南山大学卒。「就職ジャーナル」編集長を経て、「ダ・ヴィンチ」の創刊編集長などを務める。2002年より執筆に専念。著書に『セシルのビジネス』『あたらしい図鑑』『最後の七月』などがある。
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6/11生まれの作家
- 宮澤章二…大正8年埼玉県生まれ。昭和18年東京大学文学部卒。高校教諭を経て文筆業に専念。作詞関係では童謡・歌曲・合唱曲・校歌・市民歌などを多数手掛ける。日本童謡賞、赤い鳥文学賞特別賞など受賞。日本現代詩人会会員、日本童謡協会常任理事、日本作詞家協会理事などを歴任。平成17年逝去。
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6/12生まれの作家
- 茨木のり子…1926年大阪府生まれ。戦後を代表する女性詩人。現・東邦大学薬学部在学中、19歳で敗戦を経験。53年川崎洋とともに同人誌「櫂」創刊。55年初の詩集「対話」を出版。2006年死去。
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6/13生まれの作家
- 清水有生…1954年東京生まれ。高校卒業後、福祉事務所ケースワーカーを経て、87年「正しい御家族」でTBS新鋭シナリオ大賞受賞。脚本家デビューを果たす。第6回橋田賞、平成14年度芸術祭優秀賞、アジアテレビ賞グランプリ、上海テレビ祭優秀賞、ギャラクシー賞受賞。
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6/14生まれの作家
- 日野啓三…1929年東京都生まれ。52年東京大学文学部卒。読売新聞社入社。外報部勤務の傍ら文芸評論を執筆。66年「向う側」で小説デビュー。平林たい子文学賞、芥川賞、泉鏡花文学賞、芸術選奨文部大臣賞、谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞、野間文芸賞、読売文学賞受賞。2002年逝去。
書名 |
出版社 |
出版年 |
落葉 |
集英社 |
2002 |
夢の島 |
講談社 |
1988 |
あの夕陽 |
講談社 |
2002 |
- 椎名誠…1944年東京都生まれ。作家。「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「岳物語」「「わしらは怪しい探検隊」シリーズ」「三匹のかいじゅう」「水惑星の旅」「ぼくがいま、死について思うこと」等。
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6/15生まれの作家
- 喜安幸夫…昭和19年中国生まれ。44~47年台湾大学政治研究所留学。平成4~17年「台湾週報」編集長。10年第7回日本文芸家クラブ大賞ノンフィクション賞、13年第30回池内祥三文学奨励賞受賞。日本文藝家協会、日本文芸家クラブ会員。李登輝友の会、台湾研究フォーラム会員。
- 黒川創…1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒。2001年『もどろき』が三島賞・芥川賞候補に、02年『イカロスの森』が芥川賞候補に。05年『明るい夜』発表、同作で京都水無月大賞受賞。08年『かもめの日』で読売文学賞受賞。14年『国境完全版』で伊藤整文学賞受賞。
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6/16生まれの作家
- ねじめ正一…1948年東京生まれ。詩集『ふ』でH氏賞、『高円寺純情商店街』で直木賞を受賞。他の著書に『荒地の恋』『長嶋少年』など。子供向けの作品は『あいうえおにぎり』『いっぱいいもうと』『そらとぶこくばん』など。
- 池井戸潤…1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年「果つる底なき」で第44回江戸川乱歩賞を受賞。2010年「鉄の骨」で第31回吉川英治文学新人賞を受賞。11年「下町ロケット」で第145回直木賞受賞。他の代表作に「空飛ぶタイヤ」などがある。
- 金巻ともこ…神奈川県生まれ。「ドッグポリス」のほか、「キングダムハーツ」シリーズなど、ゲームノベライズを数多く手掛ける。
書名 |
出版社 |
出版年 |
キングダムハーツ (上・下) |
スクウェア・エニックス |
2005 |
てのひら猫語り |
白泉社 |
2014 |
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6/17生まれの作家
- 峰隆一郎…1931年、長崎県佐世保市で誕生する。日本大学理工学部入学、その後日本大学芸術学部へ転部するが中退。出版社勤務を経てフリーライターに。1979年に『流れ灌頂』で第5回問題小説新人賞を受賞。
- ドリアン助川…1962年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。日本菓子専門学校通信教育課程卒。放送作家などを経て、90年「叫ぶ詩人の会」結成。95~2000年全国ネットのラジオ深夜放送パーソナリティを務める。詩人・作家・道化師。
書名 |
出版社 |
出版年 |
あん |
ポプラ社 |
2013 |
多摩川物語 |
ポプラ社 |
2014 |
食べる |
文藝春秋 |
2000 |
- 松本侑子…島根県生まれ。作家・翻訳家、日本ペンクラブ会員。87年「巨食症の明けない夜明け」ですばる文学賞受賞。
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6/18生まれの作家
- 甘糟幸子…1934年静岡県生まれ。早稲田大学第二文学部中退。在学中に「東京大学新聞」第1回五月祭賞受賞。出版社系週刊誌草創期には、向田邦子達とフリーライターの事務所を持って活躍。結婚して鎌倉に移り、植物観察や暮らしのエッセイを書き、女性誌で人気を得る。
- 三田誠広…1948年大阪生まれ。早稲田大学文学部卒。77年「僕って何」を「文藝」に発表し、芥川賞受賞。以後、小説、評論、エッセイと幅広く活躍してる。著書に「いちご同盟」他。
- 楊逸…1964年中国出身。87年留学生として来日。お茶の水女子大学卒業後、在日中国人向けの新聞社を経て、中国語教師として働く。2007年「ワンちゃん」で第105回文學界新人賞を受賞。同作が第138回芥川賞候補作となる。
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6/19生まれの作家
- 太宰治…1909~48年。青森県生まれ。中学時代より作家を志し、東大仏文科在学中より井伏鱒二に師事。「晩年」で文壇デビューを果たす。「人間失格」を書き上げた翌月、玉川上水で入水自殺。主な作品に「富嶽百景」「走れメロス」「津軽」「斜陽」など。
書名 |
出版社 |
出版年 |
人間失格 |
金の星社 |
1982 |
晩年 |
角川書店 |
1987 |
斜陽 |
集英社 |
1999 |
- 高木敏子…1932年東京都生まれ。文化学院卒。78年処女作「ガラスのうさぎ」で厚生省児童福祉文化奨励賞、79年日本ジャーナリスト会議奨励賞受賞。主な作品にエッセイ集「めぐりあい~ガラスのうさぎと私~」「けんちゃんとトシせんせい」がある。
- 内海隆一郎…「ハートウォーミング」と呼ばれる独自のスタイルによって市井の人々を描くことを得意とし、これまで5作品が直木賞候補となった。
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6/20生まれの作家
- 斎藤惇夫…1940年新潟市生まれ。立教大学法学部卒。福音館書店の編集者を経て、2000年より作家活動に専念。現在、講演や著作を通して子どもの本のあゆみを伝えながら、子どもたちに本を読んでやることの大切さ、選書の大切さを訴え続けている。小樽児童文学ファンタジー大賞選考委員長。
- 安部龍太郎…1955年福岡県生まれ。90年『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を、13年『等伯』で直木賞を受賞。歴史文学の第一人者。「彷徨える帝」「関ケ原連判状」「信長燃ゆ」「恋七夜」「下天を謀る」等、歴史時代小説の大作を続々と発表。
書名 |
出版社 |
出版年 |
等伯 (上・下) |
日本経済新聞出版社 |
2012 |
維新の肖像 |
潮出版社 |
2015 |
- 那須田淳…1959年静岡県生まれ。早稲田大学卒。95年からドイツのベルリン在住。「鬼が島通信」編集長、日本ペンクラブ会員、日本YA作家クラブ会員。青山学院女子短期大学非常勤講師。主な著作に「ペーターという名のオオカミ」産経児童出版文化賞・坪田譲治文学賞など。
- 鷺沢萠…1968年東京生まれ。87年「川べりの道」で文學界新人賞。92年「駆ける少年」で泉鏡花文学賞。2004年逝去。著書「ウェルカム・ホーム!」「赤い水、黒い水」「ビューティフル・ネーム」「かわいい子には旅をさせるな」ほか多数。
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6/21生まれの作家
- 柘植久慶…1942年愛知県生まれ。慶応大学卒。フランス外人部隊、アメリカ特殊部隊を経て、作家活動にはいる。主な著書「詳解・戦争論」「わが子を危険から守るために」「ツェッペリン飛行船」「前進か死か」「ロシアンコネクション」「朝鮮半島二〇〇時間」などがある。
- 堀晃…兵庫県たつの市(旧龍野市)生まれ。創作落語も手掛けるが、作品数は少ない。宇宙作家クラブ会員。日本SF作家クラブの会員だった。
- 碧野圭…1959年愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年「辞めない理由」でデビュー。
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6/22生まれの作家
- 山本周五郎…1903~67年。山梨県生まれ。小学校卒業後、山本周五郎商店の徒弟に。創作を始め、26年の「須磨寺附近」が出世作に。「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「青べか物語」等を発表。43年「日本婦道記」が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた。
- 福田和代…1967年神戸市生まれ。神戸大学工学部卒業後、システムエンジニアとなる。2007年「ヴィズ・ゼロ」でデビュー。現在、専業作家。著書に「TOKYO BLACKOUT」「オーディンの鴉」など。
- 柳美里…1968年生まれ。高校中退後、東由多加率いる「東京キッドブラザース」に入団。役者、演出助手を経て、86年演劇ユニット「青春五月党」を結成。93年「魚の祭」で岸田國士戯曲賞を最年少で受賞。97年「家族シネマ」で芥川賞受賞。著書「フルハウス」泉鏡花文学賞、野間文芸新人賞他。
- 平野啓一郎…1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒。大学在学中の99年「新潮」に投稿した「日蝕」により芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書に『日蝕』など。
書名 |
出版社 |
出版年 |
決壊 (上・下) |
新潮社 |
2008 |
日蝕 |
新潮社 |
2002 |
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6/23生まれの作家
- 妹尾河童…兵庫県神戸市林田区(現在の長田区)生まれのグラフィックデザイナー・舞台美術家・エッセイスト・小説家。エッセイ『河童が覗いた』シリーズで発表されるその緻密な手書きイラストレーションも知られている。
- 中村彰彦…1949年栃木県生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋勤務を経て、文筆活動に入る。87年「明治新選組」でエンタテインメント小説大賞、93年「五左衛門坂の敵討」で中山義秀文学賞、94年「二つの山河」で直木賞、2005年「落花は枝に還らずとも」で新田次郎文学賞受賞。
- 風野潮…大阪府生まれ。「ビート・キッズ」で第38回講談社児童文学新人賞を受賞し、1998年デビュー。同作で第36回野間児童文芸新人賞、第9回椋鳩十児童文学賞受賞。ほかの作品に「ビート・キッズ2」など。
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6/24生まれの作家
- 後藤竜二…1943年北海道生まれ。早稲田大学文学部卒。「白赤だすき小〇の旗風」で第17回日本児童文学者協会受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」代表。日本児童文学者協会会員。
- 伊東潤…1960年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、外資系企業に長らく勤務後、執筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った実用書を相次いで発表。2013年「国を蹴った男」で第34回吉川英治文学新人賞、「義烈千秋天狗党西へ」で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞等受賞。
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6/25生まれの作家
- 司修…1936年生まれ。独学で絵を学び、絵画創作にとどまらず、絵本、書籍の装丁、また小説の執筆にと幅広く活躍。99年より法政大学国際文化学部教授を務める。78年「はなのゆびわ」等で小学館絵画賞受賞。93年「犬」で川端康成文学賞、2007年「ブロンズの地中海」で毎日芸術賞受賞。
- 明野照葉…東京生まれ。東京女子大文理学部卒。1998年「雨女」で第37回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2000年「輪廻」で第7回松本清張賞を受賞。「25時のイヴたち」「女神」「汝の名」「フェイク」「愛しいひと」など多数の著書がある。
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6/26生まれの作家
- 杉本苑子…1925年東京生まれ。文化学院卒。62年「孤愁の岸」で直木賞、78年「滝沢馬琴」で吉川英治文学賞、86年「穢土荘厳」で女流文学賞をそれぞれ受賞。87年紫綬褒章受章。95年文化功労者に選出。「杉本苑子全集」ほか、「山河寂寥ある女官の生涯」など著書多数。
書名 |
出版社 |
出版年 |
孤愁の岸 (上・下) |
講談社 |
1982 |
穢土荘厳 (上・下) |
文藝春秋 |
1989 |
- 岸本葉子…1961年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒。エッセイスト。著書「幸せは97%で」「「和」のある暮らししています」「俳句、はじめました」「俳句、はじめました吟行修業の巻」「東京花散歩」など。
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6/27生まれの作家
- 加藤廣…1930年東京生まれ。東京大学法学部に学び、54年中小企業金融公庫に入庫。山一證券に転じ、同経済研究所顧問等を経て、中小企業やベンチャー企業のコンサルタントを務めるかたわら、2005年「信長の棺」で作家デビュー。「秀吉の枷」「明智左馬助の恋」と本能寺三部作を発表。
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6/28生まれの作家
- 佐野洋子…1938年北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業後、白木屋デパート宣伝部勤務を経て、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。帰国後、デザイン、イラストレーションなどの仕事を続け、絵本作家としてデビュー。2004年小林秀雄賞、08年巌谷小波文芸賞受賞。10年死去。
- 戸田和代…東京生まれ。「きつねのでんわボックス」で浜田広介賞。日本児童文芸家協会、日本文藝家協会会員。作品に「つきよのくじら」「かえるのかさやさん」「ゆうえんちはおやすみ」「こわがりやのしょうぼうしゃううくん」「バスガエル」。
- 佐藤洋二郎…1949年福岡県生まれ。95年「夏至祭」で第17回野間文芸新人賞、99年「岬の蛍」で第49回芸術選奨文部大臣新人賞、2001年「イギリス山」で第5回木山捷平文学賞を受賞。
- 伊藤たつき…熊本県出身在住。「アラバーナの海賊たち」で第4回ビーンズ小説大賞激励賞を受賞。
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6/29生まれの作家
- 清岡卓行…1922年中国大連生まれ。59年「氷った焔」出版。70年「アカシヤの大連」で芥川賞。以後詩・小説・評論の3分野で活躍。芸術選奨文部大臣賞、詩歌文学館賞、日本芸術院賞、藤村記念歴程賞、野間文芸賞、現代詩花椿賞、毎日芸術賞他、数々の賞を受ける。2006年逝去。
書名 |
出版社 |
出版年 |
マロニエの花が言った (上・下) |
新潮社 |
1999 |
アカシヤの大連 |
講談社 |
1988 |
- 池永陽…1950年愛知県生まれ。98年『走るジイサン』で第11回小説すばる新人賞受賞。2006年剣客浪人・由比三四郎が登場する『雲を斬る』で第12回中山義秀文学賞受賞。この三四郎シリーズは、『風を断つ』に続き本作が3作目。他の著書に『指を切る女』など。
- 藤水名子…1964年東京生まれ。日本大学文理学部中退後、小説執筆に専念。91年唐末の中国西域を舞台にした活劇ロマンス「涼洲賦」で第4回小説すばる新人賞受賞。以後、主に中国を舞台にした作品を発表。
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6/30生まれの作家
- 荻原浩…1956年埼玉県生まれ。成城大学卒。広告会社勤務を経て、コピーライターとして独立。97年「オロロ畑でつかまえて」で第10回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2005年「明日の記憶」で第18回山本周五郎賞受賞。著書に「なかよし小鳩組」などがある。
- 長崎夏海 …1961年東京都生まれ。都立城北高校卒。2000年『トゥインクル』で第40回日本児童文学者協会賞受賞。著書に『バナナパイ、すき?』『あらしのよるのばんごはん』『いちばん星、みっけ!-ミナモとキースケのたからさがし』『ライム』『長崎夏海の直球勝負』など。
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